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建築設計事務所の仕事
建築士は、建築士法により一級建築士、二級建築士、木造建築士に区分され、それぞれの資格に基づいて設計できる規模や用途の制限があります。

業務において報酬を得て設計、工事監理等の行為を行う場合は、それぞれ、一級建築士事務所、二級建築士事務所、木造建築士事務所を都道府県知事に申請をして登録し開設しています。

設計事務所の業務は、計画・設計、申請、監理などがあります。

■計画・設計
 ・事前調査(建築基準法や関係条例等による規制の調査、現地の測量)を行います。
 ・計画の提案及び基本設計(敷地の使い方や建物の間取り)を行います。
 ・設計図の作成を行います。

    設計図
    建築確認申請に必要な図面のほかに、平面詳細図、断面詳細図・・・・外構図、
    給排水衛生設備図、電気設備図、等、住宅であっても40〜60枚程度の図面
    枚数になります。

       設計図例(少し重いです。)

■申請
 ・建築基準法や関係条例等に基づき必要な申請を代行します。
 ・建築確認申請、住宅金融公庫設計審査申請、設計住宅性能評価申請などがあります。

■監理
 ・施工者の選定(信頼の置ける工事業者数社に見積もりを依頼し、比較検討をします)

       見積書例

 ・工事が契約図書どおりに施工されているかどうかを監理します。
   (現場の監督(管理)とは違います)
 ・仕上材や器具の色の検討・決定は、建主にサンプルや現物見本を提示しアドバイスを
  しながら決めていきます。
 ・工事中や工事完了後の検査や申請業務を行ないます。


  建物の品質を確保する上で、施工業者とは別の監理者を選任することが重要です。

  詳しくは、下記のところでもご覧になれます。

       工事監理を通じた欠陥建築の防止について(国土交通省)

       安全で安心できる住宅を建てるために 工事監理を知っていますか?(国土交通省)



        工事全体の簡単なフローチャートです


設計監理料

建築士事務所の業務報酬は、昭和54年建設省告示1206号(最終改正平成9年4月1日)により標準的な算定方法が定められています。
現実的には、契約内容により違いますが、下記告示の何割かで受注するのが実情です。

    建設省告示第1206号(改訂中)



設計方針

住まい(建築)を建てるには、建主と設計者のコミュニケーションが大切です。
初期の段階で相互に充分理解を深めイメージを確認します、そして初めて合理的なプランが提案できるのです。

最初に提示するプランを、私は”たたき台”とは考えていません。それは、これから両者で検討を重ねていく基礎になるからです。ですから最初のプランを提示するまでにかなりの時間がかかるときも有ります。

住まい(建物)の設計はなによりバランスが大切です。合理的な構造、適切な材料・仕上は、予算を有効に使い建物の寿命を長くし、竣工後のランニングコストの軽減にもつながります。

人に優しい家づくりとは、単に自然素材を使うだけでなく、風通しや自然採光を配慮した空間構成が大切です。また、街並みや自然との調和は、そこに住まう人だけでなく回りの住人にも優しい家となります。


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